最速風神拳を出そう

 三島伝家の宝刀、風神拳! コマンドのを同時入力すると、ご褒美に稲妻エフェクトとか有利フレームとかダメージ増とか、いろいろオマケがついてくる! でも難しい。
 最速風神拳ができない? いいえ、できます! 崩拳を出してるつもりがジャンプしていた私だって、出せるようになりました!

レバー入力を浅くする

 まず、レバー入力を矯正。レバー入力=内部スイッチのON・OFFは、内部センサーによって、レバーを最後まで倒さなくても感知されている。レバー芯が筐体に当たるまで倒して入力すると、余分な操作の分だけタイムロス。「最速」風神拳のためにも、筐体に当たらないヌルッとしたレバー操作を心掛けよう。また、この入力を心掛ければレバーとボタンの入力タイミングのズレを小さくすることができる。

 図はレバーの傾斜を真横から見たイメージ。筐体(緑の部分)に当たらない、浅い角度での入力を心掛けるのだ。


タイミングは早い? 遅い?

 では、最速風神拳にチャレンジ! コマンドのを同時する気持ちでドリャッ! 結果は?
 ノーマル風神拳が出た場合は「の入力が遅すぎる」。


 しゃがみパンチが出た場合は「入力が早すぎる」 or 「入力がされていない」。


 コンシュマー版を持っている場合は、PRACTICEモードの「COMMAND HISTORY」機能をONにするとわかりやすい。写真が最速風神拳の入力に成功したキー表示で、が同時入力されている。


 こっちはノーマル風神拳のときのキー表示で、入力のあとにが入力されていることがはっきりわかる。


 同時入力しているつもりでも(右表、4のタイミング)、実際は遅れてが入力されている場合、右表・2や3のタイミングでを入力すれば上手くいく可能性が高い。以降は「の入力が遅すぎる」についての対処法。


右アッパーを撃て!

 が遅れる人は、のタイミングでを入力すれば、になりそう。同時入力のタイミングをつかむため、とコマンドを入力して同時入力の練習をしよう。入力は5フレームまでOK。6フレーム目からはしゃがみ状態になってしまう。入力で右アッパーとしゃがみパンチが交互に出るくらいの失敗なら惜しいとこにつけている。


ゆっくり最速風神拳

 ゆっくり入力で最速風神拳を確認する。一八は☆コマンドで霧足が出てしまうので、練習キャラは仁や平八、デビルジンがいい。としっかり入力を意識してを出す。はきっちり入力せず、という感じでレバーを走らせてかまわない。☆、と入力するような感覚でやる。「COMMAND HISTORY」とにらめっこだ! ☆入力のあと、大分経ってからでも入力は受け付けられている。入力に20フレームくらいかかっても、同時入力さえ上手くいけば最速風神拳は発生する。成功時は「COMMAND HISTORY」でも同時入力が確認できるはず。

最速で最速風神拳

 いよいよ最速入力での最速風神拳に挑戦。とすばやくコマンドを入れるわけだが、ニュートラルは意識せず、逆には意識してコチョコチョっと入れる感じである。感覚的には。この段階になると、しゃがみパンチが成功にもっとも近い失敗になる。あとはを入れるだけ! 逆に右アッパーは大失敗。早く入力することを意識するあまり、入力がされてない。


変化をつけて最速風神拳

 1P側からでなく、2P側からも出せるようになろう。連携として風神拳を出す機会もあるので、ワンツーパンチの後に出す練習なんかも必要になってくる。また、スカ・牽制ぶっぱで使うためバクステ~最風()、横歩き~最風()も必修。

 最速で出してるつもりでも、まだまだ入力ロスの多いことがほとんど。なんとか最速風神拳が出せるようになった管理人だが、コマンド入力に10Fかかっているので、結局のところ、最速風神拳の発生は実質21Fとなっている。精進あるのみ。


ダッシュ最速風神拳

 ステップインから最速風神拳を出す。コマンド表記だととシンプルなのだが、やたら難しい。中距離の牽制やコンボパーツで必須のテクニックなので、要練習。ゆっくり風神拳と同じく、を別パーツと考えて入力することからスタートし、この二つをだんだん早くつなげられるようになればいい。

 ここでひとつ注意、練習キャラに平八を使わないこと。平八はステップインのコマンドの、最後の入力が4フレームを超えた場合、コマンドの入力が1フレームでないと最速風神拳が発生しないらしい。正確なところはよくわからんが「同時入力が成立してるのに最速風神拳が発生しない」という現象は管理人も確認済み。

ステステ最速風神拳

 。実戦で有効に使いこなせるかどうかはともかく、ただ出すだけならダッシュ風神よりも易しい。を入力したあとで最速風神拳を出せばいいのである。

 最速風神拳が出せればテッケナーとして一人前! ドリャッ! とかビュッ! みたいな鉄拳をバリバリ堪能できるぜ!