ASUKA KAZAMA:EXPERT

しゃがみ択

香月

 香月(立ち途中/中)は、しゃがみから出せる竜車蹴り(/中)と考えて、ほぼ間違いない。大きな違いは、竜車蹴りがジャンプステータスで下段を拒否しつつの攻撃だったのに対して、潜り性能が高くタイミングによっては中段も拒否できるところにある。置き技としての設置のコツもほぼ同じで、簾流し(立ち途中/中)のチャンスをうかがいつつ、状況を見て香月を置いて行こう。

 雅(しゃがみ/下)は、ノーマルヒットのダメージは10と安いが、カウンターヒットでコンボ始動になる。下段の択ではなく、カウンターを狙う技として使うのが正しい。立ち技ヒットの有利からあえてしゃがんで出したり、しゃがみ移行から少し間を空けて出す等、相手が手を出したくなる呼吸を作る必要がある。

キャンセル~しゃがみ帰着技

技名(コマンド) 本来の攻撃F キャンセル時の
全体硬直
差分
鬼殺し( 17F 26F 9F
簾流し(立ち途中 21F 38F 17F
水面澄まし(【 26F 41F 15F

 鬼殺し~キャンセル()、簾流し~キャンセル(立ち途中)、水面澄まし~キャンセル(【)と、攻撃をキャンセルしてしゃがみに移行する技がある。キャンセルしなかった場合のガードタイミングと、キャンセルによる全体硬直の差分が、ガードを意識した相手より早く動ける見えない有利フレームだと考えると、鬼殺しキャンセルがもっとも有利になる。


 中距離から鬼殺し~キャンセル()でしゃがんだ場合、フレーム的にはおおよそ五分くらいの感覚。ジャブ以外に対してはトゥースマッシュ(立ち途中/中)を出せば競り勝つことができる。

 ジャブに対しては、発生に潜りがある芳野(立ち途中/中)と香月(立ち途中/中)による暴れで対応。


 簾流し~キャンセル(立ち途中)でしゃがんだ場合は、飛鳥側は競り負けてしまうが、そこを逆手に取って水鏡( or /上中段返し)の設置ポイントにしよう。何度か見せれば、水鏡を警戒してかたまってくれるので、あらためて択を仕掛けることができる。

 水面澄まし~キャンセル(【)の場合、相手を下段対応でいったんしゃがみにすることができる。また、簾流しと違って移動がないため、設置場所の調整が利く。簾流しと同様、水鏡の設置ポイントに使うのはもちろん、少しだけ間合いを外して水面澄まし~キャンセルで相手の攻撃を釣り、バクステスカ、あるいはその場からのスカを狙うといった使い方もできる。

 また、簾流しよりも少しだけ差分硬直が短いため、反撃をレイジアーツでつぶすといった暴れも可能。

二択

 生しゃがみや刈脚~しゃがみ帰着(/下)を含めたしゃがみ移行から、トゥースマッシュ(立ち途中/中)や暴れ技で相手の警戒心を刺激して固めたら、いよいよ二択になる。

 ローリスクな中段択は発生順にトゥースマッシュ(立ち途中/中)、芳野(立ち途中/中)、巌戸(立ち途中/中)、簾流し(立ち途中/中)。芳野はヒット+8Fなので、相手の足を止めやすい。また、ガード硬直は-8Fと重いが、立ち途中……と10連始動になっているので、2段止め、3段止め(2段目カウンターで連続)を見せることでごまかすことができる。


 リターン重視なら紫勁腿(立ち途中/中上)、香月(立ち途中/中)、垂直天空(/中)。紫勁腿(立ち途中/中上)はガード硬直-12Fだがガードバックが大きいため反撃を受けづらい。2段目をしゃがまれなければノーリスクにできる。香月もガード硬直-16Fだが離れるのでキャラ対策不足だとノーリスク。垂直天空(/中)も同様で、癖のある技ばかり。どれかひとつでもハマれば儲け。

 崩し択はローキック(しゃがみ中/下)や雅(しゃがみ中/下)の他、鬼殺し~キャンセル()等で密着しゃがみの状況が成立すれば、しゃがみ中入力の砂城(しゃがみ中/下)や逆さ竜胆(しゃがみ中/上投)を狙うことができる。

 逆さ竜胆(しゃがみ中/上投)は空中で追撃可能な珍しいタイプの投げ。レイジ中はレイジアーツ(レイジ中/中,打撃投げ)に化けやすいので注意。

燕槌派生

 燕槌(/中)は発生15Fの中段攻撃。ガード硬直-4F&強制しゃがみの効果はあるものの、リーチは微妙、カウンターで特殊効果はなく、単体性能としては雲雀槌(/中)の劣化版でしかない。

 特筆すべきはそこからの派生で、翠勁(/上)始動とほぼ同等の派生を持っている。1段目のリーチではなく、2段目までを加味したリーチを活かして牽制として使うと運用に幅が出てくる。

 基本はどこを切り取っても確定反撃がなくローリスクな燕槌~翠連衝腿(/中中中)の2段止めまたは出し切り。そこから燕槌~ディレイ翠連紫雲(ディレイ/中中下上)、燕槌~刈脚~しゃがみ帰着(/中下)、燕槌~彩華蓮蹴(/中上中)に展開していこう。

 彩華蓮蹴(/中上中)は2段目ディレイ可能で、2段目カウンターから3段目が連続ヒットする。3段目はガード硬直-13Fで、普通に使ってもリスク・リターンはあまり良くないので、壁やられ強を取る隠し玉として活用する。

 燕槌~彩華~キャンセル(/中)は意外に迷彩効果が高く、燕槌派生の地ならしが十分なら、キャンセルを1点読みされないかぎり相手の機先を制して動き出すことができる(キャンセルしない場合の判定発生との落差が10Fしかない)。密着のしゃがみ帰着有利の状況が作れるので、前述のしゃがみ択を仕掛けていこう。

 燕槌と芭蕉円舞(1)(/上)は中段と上段で判定の違いはあるが、同じ右手技でモーションやタイミングが近いため、燕槌派生を多用することで芭蕉円舞派生のリスクを下げる効果もある。地味に燕槌~彩華(/中上)の2段目上段が、1段目が強制しゃがみなのに1段目から連続ガードというよくわからない特殊効果もある。

遠距離のスカ

 飛鳥のスカは鬼殺し(/中)より遠くが苦手になる。鬼殺しの射程外に対してスカを取る場合の選択について解説する。

 基本は纏い柊(/中)。発生20Fだが、コマンドのの入力にかかるフレームロスを考慮すると、発生は最低でも25F以上くらいで捉えておくといい。コマンド入力には個人差があるので注意。

 纏い柊の射程でより大きなリターンを取りたい場合は、ダッシュ~鬼殺し(/中)を使う。ただし、相手の空振りを見てからのコマンドを入力しても、おおよそ間に合わない。あらかじめを仕込んで置き、相手の空振りを確認して残りのを入力するのがコツ。相手の技が届かない安全圏でバックステップ後にを仕込んだり、相手が動いたタイミング(この段階では何の技を出したか把握できない)にを仕込んで、そのタイミングを起点にスカを意識してみよう。

鬼首落とし or 掘り起し起き攻め

 コンボを芭蕉円舞()でスクリュー後のダブルアップネタ。

 鬼首落とし(ホールド最大/中段ガード不能)を出すと、横転受身や後方受身に対して回避不能のタイミングで重なる。ダメージは28。

 鬼首落とし警戒で寝っぱなしを選択した相手は、鬼首落としキャンセル() > 鏡乃()で掘り起こすことができる。コンボレシピは

  • ダメージ33: >  > 
  • ダメージ33: >  > 
  • ダメージ34: >  > 
  • ダメージ57: >  > レイジ中 > 

 以下、相手対応によるケース一覧。

やられ側行動\起き攻め 鬼首落とし 鬼首落としキャンセル~掘り起し
横転受身 ダメージ28
割り込み猶予2F
不利(確定あり)
後方受身 ダメージ28
割り込み猶予4F
ダウンヒット
ダメージ17
クイック受身 クイック受身の勝ち
反撃ダメージ4
掘り起し
ダメージ33(34)
受身なし~牽制キック 牽制キックの勝ち
反撃ダメージ4
掘り起し
ダメージ33(34)
受身なし~スプリングキック 最速は鬼首落としがつぶす
待った場合は空振り
掘り起し
ダメージ33(34)
受身なし~起き上がり中段キック 最速は鬼首落としがつぶす
待った場合はスカ確(ダメージ18)
掘り起し
ダメージ33(34)
受身なし~起き上がり下段キック 最速は鬼首落としがつぶす
待った場合はスカ確(ダメージ10)
掘り起し
ダメージ33(34)
受身なし~その場立ち 不利(確定なし) 掘り起し
ダメージ33(34)
ANSWER:鬼首落とし起き攻め

 掘り起しに対して受身を取った場合、掘り起しの鏡乃()を回避して、コンボ始動でスカ確が可能。

 鬼首落としを受身なし~ダウン維持でやり過ごした場合の最大反撃は、起き上がり中段キック(足向け仰向けダウン中/中)。スプリングキックは軸ずれで空振りし、その場立ちはスカ確が間に合わない。

 起き上がり攻撃は入力が早すぎると、逆に鬼首落としに潰される。タイミングには慣れが必要。


 横転受身に鬼首落としを重ねられても、一応発生2F以内で割り込みが可能。一部キャラの捌きで対処できる。

ナニワアルティメットタックル or 掘り起し起き攻め

 同じくコンボを芭蕉円舞()でスクリュー後のダブルアップネタ。ステップイン~ナニワアルティメットタックル(/中段投げ)が横転受身 or 後方受身に重なる。ナニワアルティメットタックルは投げ抜け不能で、重なるタイミングも基本的にジャンプステータスは間に合わない。

 ダメージは、ナニワタックル1(タックル中) > なら54、ナニワタックル2(タックル中) > ならダメージ62と強力。

 タックル警戒で寝っぱなしを選択した相手は、ステップイン~鏡乃()等で掘り起こすことができる。レシピは鬼首落とし起き攻めと同じものが使えるが、が早すぎると普通にコンボとしてつながってしまうので注意。


 また、掘り起しはステップイン~右横移動 >  >  > でダメージ37のコンボも可能。

ANSWER:ナニワアルティメットタックル起き攻め

 タックルに対してダウン維持を取った場合、起き上がり下段キックがチャージ状態の飛鳥にカウンターヒットし、コンボにつなぐことができる。

 横転受身で掘り起しのステップイン~鏡乃()を回避してもスカ確は間に合わない

水鏡からの起き攻め

左足技

 系の技に対して水鏡( or /上中段返し)成立時の起き攻め。相手は頭向け仰向けダウンになる。

 基本は鬼殺し(/中)。この状況下で相手が取る行動は様子見か後方起き上がりがほとんどだが、ダウン維持には追撃、後方起き上がりは浮かせることができる。その場立ちにガードされてしまうのがネック。ローリスク択を選ぶならガードされても反撃のない鏡乃(/中)に替える。


 逆にその場立ちが読めた場合、最速その場立ちに対して発生15Fまでが背面地上ヒットする。起き攻めは昇打(/中)でもいいが、背面地上コンボを経由すればダメージアップが狙える。

 燕槌~翠蓮紫雲(/中中下上)で浮かせた場合、軸ずれでコンボが不安定で、八尺鏡() > 鏡乃() > 鬼殺し()といったレシピが安定する。

 背面に燕槌~刈脚白縫い(/中下上)をヒットさせた場合、厳密には燕槌と刈脚の間は連続ヒットではないため、投げ振り向きやられを利用して正面向きに戻されるとつながらない。正面戻しをされない場合は、燕槌~刈脚*3~白縫い()まで連続ヒットして大ダメージを稼ぐことができる。白縫い部分がヒットしてからの空中コンボは不安定で、安定コンボは前述と同じ。下表のダメージ83は刈脚1回のケースだが、3回経由の場合はダメージ114になる。

起き攻め\やられ側行動 ダウン維持 その場立ち 後方起き上がり 起き上がり攻撃
鬼殺し(/中) ダメージ16 ガード(-18F)
浮き確定
正面浮き
ダメージ69~
正面浮き
ダメージ73~
鏡乃(/中) ダメージ17 ガード(-8F)
確定反撃なし
ダメージ22 ダメージ26
艶葉蕗
/中中中)
空振りだが3段目が牽制になる ダメージ50 空振りだが2段目が牽制になる 1段目カウンターからコンボ
ダメージ63
燕槌~翠蓮紫雲
/中中下上)
空振り 背面コンボ
ダメージ87~
ダメージ12 ダメージ28
燕槌~刈脚白縫
/中下上)
空振りだが2段目が牽制になる 背面コンボ
ダメージ83~
ダメージ12 ダメージ14

右足技

 系の技を水鏡で返した場合は、決め手のない起き攻めになる。相手は足向け仰向けダウン。

 流雲墜(/中中)は横転には回避されるが、起き上がり攻撃をつぶしつつ、後方起き上がりに重ねることができる。鏡乃は横転にヒットし、牽制キックにはつぶされるが、中下起き蹴りには発生勝ちできる。


パンチ技

パンチ系の技を水鏡で返した場合は、普通にショートダッシュ~鬼殺し()、レイジ中ならレイジドライブ > による追撃が確定する。

蘭月からの起き攻め

 蘭月(/上,打撃投げ)および阿羅々木(/中上,打撃投げ)2段目ヒット後は、打撃投げで相手がダウンする。このとき、相手側は軸ずれでスプリングキック(ダウン中/中)の起き上がりが選択できず(起き上がり下段キックに化ける)、飛鳥側は-1~-3F不利(双方先行入力できないため前後する)の特殊な状況になる。

 相手側の牽制キックは軸ずれで当たらないが、飛鳥側から牽制キックに当たりに行ってつぶされるケースがあるので注意。

\やられ側の選択
飛鳥側の選択
牽制キック 起き中段 起き下段 後方起き上がり 備考
/中 浮き 浮き 浮き 空振り(-11F以上)
/中 空振り(微有利) 浮き 浮き 空振り(-16F以上)
/中 浮き 浮き 浮き 空振り(-23F以上)
/中 × ○※ ○※ 届く
/中中 空振り × ダウン 2段目のみ
/下 届く(ガード-13F) ダウン維持にヒットしない
/下 届く(ガード-17F)
/下 ○※ ○※ 空振り(-23F以上)
/下 △※ △※ 届く(ガード-12F)

※タイミングにより相打ちになるケースがある。

 時雨燕(/下)はたまに相打ちになる。CPU相手に検証した場合、やたら相打ちになりやすくなるので注意(実戦だと先行入力不可でぶれが出る)。

 ダウン維持やディレイ起き上がり攻撃でないかぎりは、時計回り歩き(1P側なら~)で様子見して、相手の起き上がり攻撃に合わせてファジーで下段捌きを入れると、中段攻撃は空振りにできるため二択を拒否できる。後方起き上がりならあらためて二択に切り替えるという対応。面倒であればとりあえず昇打(/中)を出して相手の行動を観察しよう。

ステージギミックコンボ

 飛鳥の場合、ギミックを利用したコンボはその後のダメージ補正が大きく、レイジドライブがからまないかぎり飛鳥側のメリットはあまりない。相手がステージギミックを利用できないように、先にギミックを消費する目的で割ることになる。

フロアブレイク

 蘭月(/上,打撃投げ)および阿羅々木(/中,上,打撃投げ)でフロアブレイクが可能。追撃は >  > スクリューあたりが妥当。

 壁コンボはなどの単発技で床を割れば微ディレイの2段技で床を割れば微ディレイで〆る。

ウォールブレイク、バルコニーブレイク

 空中コンボで運んできた場合、ベストはでのオブジェクト破壊だが、走り込んでからの状況で当てるのは困難。で割るのが現実的。

 壁近くでスクリューになった状況でを使っていこう。

 壁やられ強や、空中コンボのヒット数が少ない状況でオブジェクトまで運んだ場合、スクリューを温存するためでオブジェクトを破壊しよう。

 ウォールブレイクからヒット数が多くてコンボを〆る場合、少し待ってが補正切りで高いダメージになる。


 バルコニーブレイクからヒット数が多くてコンボを〆る場合、最大ダメージは


ステージギミック起き攻め

フロアブレイク

 空中コンボを雲雀槌()で〆てフロアブレイクした場合の起き攻め。相手は頭向けうつ伏せの状態になる。

 横転受身または後方受身にガード不能鬼首落とし(最大ホールド)、ダウン維持に鬼首落とし~キャンセル() > 鏡乃() > 鬼殺し()の掘り起しで起き攻め二択が可能。前者はダメージ28、後者はダメージ17。

 平地起き攻めのようにステップイン~ナニワアルティメットタックルを重ねた場合、後方受身に重ねる場合はステップインを深くする必要があり、その場合は受身からの反撃で割られてしまうため択として不完全。

 コンボを石蕗()で〆た場合は、雲雀槌と違って足向け仰向けになるため、平地と同じくステップイン~ナニワアルティメットタックルの起き攻めが成立する。

バルコニーブレイク

 バルコニーブレイク後も、平地のスクリューやられと同じく、ステップインからナニワアルティメットタックルと掘り起しの二択が可能。掘り起しが早いと普通にコンボとしてつながってしまう注意点も同じ。